スーパーファミコン(以下SFC)は一世を風靡した名ゲーム機であり、多く発売された名作ソフトは現在でも多くのハードからリメイク発売されるほどです。
ここでは、SFCの中でも特に名作と思うソフトを個人的な独断と感想でジャンル別にピックアップしていきます。
目次
SFCおすすめ名作 RPG
SFCでは多くのRPGが発売されましたが、その中でも特にスクウェア(現スクウェア・エニックス)の黄金期といっても過言ではありませんでした。
ファイナルファンタジーV

国民的人気の高いスクウェアの【FFシリーズ】5作品目で、本作では【FF3】で好評だったジョブシステムが復活しました。
ジョブシステムの復活によってやり込み要素が格段に向上し、また作り込まれた壮大なストーリーは実にやりごたえのある内容になっています。
ジョブで獲得したスキルを自由にカスタマイズできる点も、今では当たり前のシステムですが当時は斬新で新しい取り組みだったと思えます。
ロマンシング・サガ2

こちらもスクウェアの名作のRPGシリーズのひとつ【ロマンシング・サガ】の2作品目で、本作はプレイヤーが一国の皇帝となり、自由なゲーム進行で世界の統一を目指します。
シリーズお馴染みのフリーシナリオシステムはそのままに、陣形の開発、武器・防具の開発、王位継承システムによるステータスの引き継ぎなど、何かとやり込み要素が高く奥の深い内容になっています。
ドラゴンクエストV

日本を代表するエニックス(現スクウェア・エニックス)のRPG【ドラゴンクエスト】の5作品目で、シリーズ最高傑作と評される名作中の名作です。
親子3代にわたる壮大なストーリーと、倒したモンスターを仲間にできるパーティ編成の自由度など、正にシリーズ最高と言えるほどに会心の出来となったゲームです。
「ビアンカかフローラどっちを選ぶ?」と、結婚相手に悩んだプレイヤーも少なくはないでしょう。
クロノトリガー

SFC後期に発売され、SFC最高のRPGと評される名作で、ゲームシステムやストーリーのテイストは【FF】っぽく、キャラクターや背景のデザインは【ドラクエ】っぽく作られており、スクウェアとエニックスの夢の共演作品として当時は大注目されました。
過去・現在・未来を舞台にしたスケールの大きいストーリーと、コマンド式バトルでありながらもアクション性の高いバトルシステムは、まさに名作と呼ぶにふさわしいほどの完成度の高さでした。
SFCおすすめ名作 アクション
【スーパーマリオシリーズ】をはじめとし、SFCでは多くのアクションゲームが登場しています。シンプルなゲームから少し変わったゲームまで幅広く登場しました。
スーパーマリオ ヨッシーアイランド

【スーパーマリオシリーズ】に登場する人気キャラ「ヨッシー」を主人公にしたファンタジー感溢れる横スクロールアクションゲームです。
ヨッシーならではのアクション性を存分に活かした爽快感溢れるアクションゲームで、ゲーム進行につれて上がるステージの難易度や隠しステージの存在など、また従来のマリオとは違ったファンタジーなデザインなど、これまでのマリオにはない異なったアクションを楽しめます。
初代熱血硬派くにおくん

ファミコンで絶大な人気を誇った【くにおくんシリーズ】の初めてのSFC用ソフトで、キャラクターデザインやストーリー、ゲームシステムなど原点回帰した作品とも言えます。
従来の横スクロールベルトアクションはそのままに、舞台となる大阪を自由に歩きまわる自由度の高さはSFC随一とも言えるでしょう。
町に出現する敵は敵対する不良だけではなく、時には町のチンピラ、一般人、主婦など多彩で、いわばSFC版の【龍が如く】のようなゲーム性とも言えます。
SFCおすすめ名作 アドベンチャー
お馴染みの【ゼルダシリーズ】はもちろん、恋愛アドベンチャーやサウンドノベルなど、この時代さまざまなアドベンチャーゲームが登場しました。
ゼルダの伝説 神々のトライフォース

人気アクションアドベンチャー【ゼルダの伝説】の記念すべきSFCの1作品目で、シリーズ史上最高傑作と評するユーザーも少なくないです。
ゼルダ従来の謎解き要素はもちろん、主人公リンクのアクション性、壮大なマップとストーリー、どれをとってもこれまでのゼルダシリーズを凌駕するほどの完成度の高さを感じさせました。
「マスターソード」をはじめとするお馴染みのアイテムもこの作品から登場し、あとで多くのアイテムが本作以降定番化しました。
弟切草

チュンソフトから発売されたサウンドノベルゲームで、小説を読む形式で進行するゲームの形式は当時かなりの斬新なもので、背景が描かれた絵に文字が表示されるのみのスタイルはシンプルでありながらも、弟切草のホラー感を最大限に表現していました。
サウンドノベルゲームのパイオニア的ゲームでもあり、後に【かまいたちの夜】や【街】など、多くの名作サウンドノベルを生み出すきっかけになったとも言えます。
SFCおすすめ名作 シミュレーション
FCからSFCに移行したことにより、シミュレーションゲームもさらに緻密化され、これにより、より本格的なシミュレーションゲームや、バラエティに富んだシミュレーションゲームなど、多くの作品が登場しました。
シムシティ

プレイヤーが市長となって街を発展させていく本格的な街づくりシミュレーションゲームで、もともとPCで人気がシムシティの移植版で、SFCになったことでより遊びやすくなりました。
街づくりシミュレーションゲームを一般化させたゲームでもあり、難易度は少々高めですが、街つくりの幅の広さ、リアルタイムで押し寄せる災害や火災など、本格的なシミュレーションをSFCで楽しむことができます。
SFCおすすめ名作 その他
SFCになったことでグラフィックが格段に進化したこと、ゲームボリュームを増やせたことなどから、多ジャンルでも多数の名作ソフトが登場しました。
スーパーマリオカート

【スーパーマリオ】の人気キャラクターが多く登場するスピード感あふれるレーシングゲームで、【マリオカートシリーズ】の記念すべき1作品になります。
アイテムによって行えるレース妨害や、バラエティ溢れる多彩なコースなど、F1やラリーをテーマにしたレースゲームでは味わえない、爽快感とバラエティ感が本作の最大の特徴であり、魅力とも言えるでしょう。
海のぬし釣り

釣り好きの一家がそれぞれの目的で「海のぬし」を追い求める釣りRPGで、道中にさまざまな魚を釣って究極の「釣りノート」を完成させていきます。
基本的には釣りをメインにした物語ですが、海賊の宝を探したりなど冒険要素もゲームに組み込まれており、RPGとしても意外と本格的です。
釣りを純粋に楽しみたい方も気軽に楽しめるようになっており、フリーの釣りモードで気分転換もできます。
スーパーファミコン 名作 まとめ
ここでは、スーパーファミコンの名作を紹介しましたが、ここで紹介しきれなかった名作ソフトはまだまだあります。
SFC後期はRPGの全盛だったので、どうしてもFFやドラクエなどがピックアップされますが、RPGの他作品や多ジャンルでも名作と呼べるゲームはまだまだたくさんあるので、今後も紹介していきたいと思います。
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