
ここでは子供ならおもちゃとして、大人ならレトロなコレクションとして、子供から大人まで楽しめる90年代に流行ったレトロなおもちゃを紹介していきます。
目次
1990年代って?

1990年代は、ちょうど昭和から平成へ年号が移った時代でもあり、当時はさまざまな出来事がありました。
アニメでは今もなお放送されている【ちびまる子ちゃん】がフジテレビ系列で放送が開始され、2年後の1992年には【美少女戦士セーラームーン】の放送開始、同年には学校が週休2日制になりました。
1994年には現代ゲームのパイオニアともいえるセガから【セガサターン】が、ソニーからは【プレイステーション】がそれぞれ発売され、次世代ゲームが大流行しました。
古いものから新しいものへとの移り変わりが目立った時代でもありましたが、決して良いことばかりがあったわけではなく、1995年には、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など、良いも悪いもたくさんの出来事があったのが1990年代です。
90年代に流行ったレトロなおもちゃ
ここからは、90年代流行ったおもちゃの紹介や、現在の販売情報を見ていきたいと思います。
ポケットテトリス
元祖オチゲーとして今もなお人気のあるパズルゲーム【テトリス】をキーホルダーサイズの携帯型にしたもので、当時の高校生や中学生の間で大流行しました。
手のひらサイズでテトリスをいつでも楽しむことができたため、当時学校の授業中にポケットテトリスで遊ぶ学生が多発し、そのことを問題視した学校も少なくなかったはずです。
現在でもポケットテトリスは、おもちゃ屋さんや雑貨店などでも販売されていて、ストレス解消や気分転換に使えるおもちゃキーホルダーとして販売されています。
ポケットステーション
当時絶大な人気を誇ったソニーの【プレイステーション】の専用アクセサリーです。メモリーカード型のアクセサリーで、【ポケステ】という愛称で親しまれていました。
プレイステーションに付随されているミニゲームを遊ぶために使うアクセサリーで、当時のブームに乗って商業的な成功も収めました。
当時は【たまごっち】が流行っていたこともあってか、機器のデザインはたまごっちを意識したものになっており、性能も近いものがありました。
8ブロックで構成されているメモリーの1ブロックが必要になることや、対応ソフトに減少によって人気は徐々に下火傾向となりましたが、プレイステーション自体がレトロゲームの仲間入りとなった今なら、懐かしさも相まってお子様と一緒に楽しめるのではないでしょうか。
ハイパーヨーヨー
1997年以降にバンダイが発売した競技用のヨーヨーで、回転させることが光が発光するのが大きな特徴です。
実際にやってみたこともあるのですが、ヨーヨー自体は普通のヨーヨーと何ら変わりなく、ただ単に光るだけでした(笑)。
ですが、光るがゆえに当時は大流行し、競技ヨーヨーの人口増加にハイパーヨーヨーが大きく貢献したこしたことは確かだと言えます。
当時は、コロコロコミックなどで、ヨーヨーテクニックやメンテナンス方法などの特集が組まれるほど、巷の子供や若者たちから絶大な人気を集め、多くのメーカーがさまざまなハイパーヨーヨーを開発しました。
現在もハイパーヨーヨーは販売されており、おもちゃ屋さんやネットショップなどで購入が可能です。
アイロンビーズ
筒状の細かいビーズを、専用のボードに挿し込んで、アイロンで接着しるおもちゃビーズの一種で、これを使うことによってドッド画でキャラクターなどを作ることができます。
アイロンを使用するため子供だけで遊ぶのは危ないですが、お母さんと娘さんが一緒になってドッド画のディズニーキャラやアニメキャラが作れるなど、現在も多くのアイロンビーズが販売されています。
中にはアイロンビーズアーティストと言わる方もいて、アイロンビーズで作られた芸術的な作品の数々は、ネット上やフリーマーケットなどで、高額取引されることもあります。
アイロンビーズを使って、ドッド画の象徴とも言える、ファミコンやスーパーファミコンのキャラクター作成をする方が多いです。
たまごっち
90年代おもちゃ まとめ
ここまで、90年代に流行したおもちゃを特集しました。記事を書いていて率直に思ったのは、「やっぱりバンダイってすごい」です。
たまごっちにしろ、ハイパーヨーヨーにしろ、ブームの発端は全てバンダイが始まりといっても過言ではないでしょう。
これは素直に凄いと思えるところで、バンダイはこの他にも【ガンプラ】や【戦隊系のおもちゃ】【仮面ライダー系のおもちゃ】など、今もなお人気のあるおもちゃを80年代伝統的にヒットさせてるいので、これは偉業とも言えます。
これからもどんどんおもちゃは開発・発売され、当然ながら今流行しているおもちゃも、いつかはレトロなおもちゃへとなっていきます。
おもちゃは子供から大人まで楽しめる、家庭にはなくてはならないツールでもあるので、今後も最新情報や流行などは注目していきます。